なんと、わが母校が甲子園に出場したのです!
もし、勝ち進んだらどうしよう・・・
当院のお盆休み中なら応援に行けるかもしれません。
ぼくは、日にあたると、
皮膚がひどいことになるので、
夏に炎天下の下、長時間いるのは、
自殺行為なのですが、
「母校の応援のためなら、
我が身、焦がしてもかまわん!」
と決意しました。
1回戦は診療日だったので、
試合を見ることはできませんでしたが、
午前の外来終了間際に同点のまま、
延長に突入していたことを、
待合室のテレビでちらっと確認しました。
外来が終わったら結果を見ようと、
ハラハラしているところに、
スタッフが駆け込んできたのです。
「先生、4点入りました!」
「なんですと?!」
「相手校に・・・」
え、と思いスタッフの顔を見ると、
そのスタッフは、笑みを浮かべ、
コクリとうなずいたのでした。
こうして、ぼくの夏は終わったのでした。