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項羽と劉邦

[2015.04.07]

項羽と劉邦(司馬遼太郎)

「項羽と劉邦」は、
秦が滅びて、漢王朝が建国されるまでの
二人の英雄の話です。

司馬遼太郎が書いたこの歴史小説を、
もう二十回は読んでいます。

この戦いの結果、
中国の一地方に過ぎなかった
漢という地域名は王朝名となり、
中国そのものを代表する文字となったのでした。

韓信が劉邦に語った、

「閣下は将に将たる器です。」

というセリフは、あまりに深すぎて、
初めて読んだときに中学生だった自分は、

(このまま、中学生なぞしていていいのか!)

とさえ思ったのですが、思い起こせば、
きちんと中学生をしていてよかったようです。

というわけで、ありきたりな日常に飽きた、
司馬遼太郎ファンの女性は是非読んでみて下さい。

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